初心者を抜け出し、中堅を目指すデッキ 番外編
「初心者を抜け出し、中堅を目指すデッキ」番外編です。
紅花、二連苦無、常陸、蹴鞠、尼将軍
の紹介で、記事本編は完結。
ただ「序盤はあの猫もいいですよね」「序盤は他にもこういったポイントもありますよね」などコメントを頂きました。
私も初めの頃使っていた猫は愛着があるので、紹介したくなりました。また、本編で補足したい部分もあるので、番外編を2本ほど。
1本目はお安くで使える猫たちをご紹介。
まずこいつ
固有は
「片手千人切り」
隣接する敵1体を含む、前一列を攻撃する。
普通に火力が高い。また素の風値が高いので、クリティカルが頻発。範囲も結構あって嬉しい。私も初めて範囲攻撃で1000を超えるダメージを出せた思い出深い猫。発動もすこぶる良いけど、安定させたいなら紅花掛けたらいいと思います。近接範囲ということで、近づかないといけないため、1ターン目から確実に当てたいなら移動補正が必要。安く済ますなら「先駆け」がお勧め。
素で智勇兼備と手練れを覚えるのも手が掛からなくて良い。風値が高く、敵の攻撃を避けるので、手練れの上に反撃を上書きしてあげると攻撃回数が増えてお得。カニィ同様、これは風猫の特典ですね。たまにキャンペーンで配られる宝猫に勇猛果敢がついていることがあるので、それを移植できると尚良い。思い切って猫足+反撃でも面白いかも。
大昔、鬼島津⇒戦国一の美貌⇒片手千人というコンボが大流行りした。一世を風靡した猫だが、最近は数千で買える。フィニッシュブローになるほど火力がある範囲攻撃なので、初期には嬉しい1枚。グラもかっこいい。
次はこいつ
固有は
「諏訪明神の旗」
周囲の敵を攻撃する。
発動が良い。範囲もあって威力もある。範囲内にいる敵の数に応じてダメもアップする。特に付加効果が付いていないシンプルな技ながら、発動、威力、範囲と三拍子そろっていて重宝する。一時期は移植して使っている上位頭領も多かった往年の良技。初めて食らった時の衝撃は忘れない。庇い、避け、援護射撃などに弱いのが難点。昔は高かったけど、今は数千で買える。勝頼のグラではこれが一番好き。
元猫は騎馬なので、平原なら大抵初ターンで敵に届く。囲まれて密着するほどに強いので、敵に突っ込んでいったらいいし、実際そういう動き方をする。その分、攻撃を受けやすくなるので、防御補正か回避補正が欲しい。移植できるなら、猫足、竹束、あと駿馬。
そして次は有名なこの猫
固有は
「剛勇鎮西一」
敵1体を攻撃する。命中した敵の属性強化を解除する。伝授不可。
カニィさんと並んで初心者御用達のアタッカーと言われた1枚。僕も含め初心者はみんなこれを使っていたといっても過言ではない。
発動が良く、単体ながら火力が高い。バフのかかっている相手を狙う仕様のため、両翼の端に置いておくと、バフのかかった大将に1500とか出して、格上頭領に一発逆転大金星、なんてことが起こることもしばしば。当然自分が食らう側になることもあるので、今でも敵にいるとちょっとヒヤッとする。実際、最近毛利両川からのコンボで大将が落とされた・・・。往年の名技。庇われるという弱点はあるが、平原ならまだ強い。
今では2000とかで売っていることもあるし、キャンペーンでも配っていることがあるので、入手は簡単。宗茂のグラはどれもかっこいい。
固有は
「金色の采配」
一定範囲の敵を攻撃する。命中した敵の数に応じて自身の複数の能力をどんどん上げる。
昔の猫ながら、今でもそれなりの値段がする。長く使える良猫。固有の発動が良く、威力も高い。命中後、自分にバフを掛けてどんどん強くなる、自前で知勇兼備と馬踏も覚えるので、特に移植もいらない、というなんとも手間のかからないにくい奴。強いて言うなら、馬踏みを強化するか、手練れで命中を補ってあげるといいかも。できるなら先駆け移植もお勧め。自バフということで単騎でも強いので戦記でも活躍してくれる。グラも何というかダサかっこいいのが好き。
昔の猫ばかりなので、ちょっと値段は上がりますが、最近の猫からも紹介。
固有は
「鐘捲流剣術」
敵複数を攻撃する。命中した敵の攻撃が命中しにくくなる。
まだまだ稀少な稀☆猫ながら比較的安価。固有の火力はまあまああります。範囲攻撃を自前で覚えるのもいいのですが、反撃とネコの手を覚えるのもポイントが高い。風猫は良く避けるので、反撃があると攻撃回数が増えておいしい。加えてねこの手で火力と速力がアップするので、素でそのまま使える手のかからない猫です。自分は戦記用にあまり期待せずに、ねこの手を猫足に上書きして使ってましたが、いい感じに活躍してくれたので紹介。グラもイケメンで愛着の湧きそうな1枚。稀☆ですので、兵力が多いのもポイントです。
移植ができるようになるとメインアタッカーは火猫になることが多いですが、初期やNPCにはかにぃさん、土屋のように風猫アタッカーがありがたいんでよねー。避けるから落ちにくいし、状態異常にもかかりにくい、反撃による攻撃回数、ダメージが結構馬鹿にならない。
1枚だけ支援も。
固有は
「九十九髪茄子」
味方1体をダメージ軽減状態にする。かつ回復時の効果が上がる。
策と水の2種バフ。兵力の弱った猫に優先的して掛けるようで、死にかけた猫が瀕死で耐えて、蘇ることが度々起こる。常陸に比べると安定性に欠けるものの、蹴鞠と合せるととても粘り強いデッキになる。単体バフながらもかゆい所に手が届く優れもの。1コスに移植してもとてもよく発動するので、移植することでさらに伸びる特技ではあるが、2コスのまま使えるならそれでもいいと思う。喝破を覚えますが、支援なら伝令、伏兵看破が無難。
ちなみに、私はグラが好みだったのでそのまま使っていましたが、たまたま配られた推挙不可の夢見鳥の移植が1発成功、大将猫として大化け。その後さらに極ドラにゃんのマムシの睨みが1枚付きするという奇跡の2連続ランク5移植。マムシは空猫で鬼発動、長きにわたり名大将として物理デッキを封殺してくれました。我が里の中興の祖。
こうしてみると往年の猫が多いですね。5000~6000で買える中から選ぶと、自然とロングセラーに絞られる、ということですかね。
初心者を抜け出し、中堅を目指すデッキ その3
初心者から中堅に向けて編、最終章、今日は攻撃特技です。
テーマはこいつ
稀 阿南ニャンの固有
戦国の尼将軍
を入れようです。
結構昔からある技ながら、まだまだ現役の高性能特技。以前は10万NPくらいだったが、2019年11月時点で2万NP、時には5000くらいで買えてしまう、最もコスパのいい特技と言っても過言ではない。
今回は移植前提ではありませんが、火鉄砲に移植したときの強さは破格(これは別途記事にします)。鉄砲は庇いが発生しにくい、火猫は火力が高い、ということで、火覚醒した火鉄砲猫に火バフをかけてからの尼将軍は軽く2000越えというお化け性能。という話はいったんおいておいて、今回は初心者編なので、稀阿南をそのまま使う話を進めます。
まず特技の特徴から。
敵複数を攻撃する。同時に命中した敵の属性強化を2種類だけ解除する。
高発動
準必中
変則射程(射程無限)
高火力
二種解除
素の発動はボチボチ。しかし、バフ反応があるため、敵のバフの数に応じて発動率がアップ。なので発動補正を付けなくても十分出ます。安定させたいのであれば、天真爛漫を付けるくらいがちょうどいいけど、NPのこと考えるとそれでももったいない。文武系の特技を付けるのはもっともったいない。ある程度の強さの相手は大抵3種以上の全体バフを使いますので、反応して発動します。逆にバフをかけない相手はそれほど強くないか、滅茶苦茶強いかどちらかなので、考えなくて良し。もちろん紅花かければ出ます。
そして、命中補正も不要。安祥三郎などもそうですが、「同時に解除」系の特技は相手のバフに反応して、発動時に命中補正が山盛り入るため、事実上準必中特技。もちろん手練なども不要。
射程が特殊。バフがかかっている相手3匹をランダムに選んで攻撃します。つまり射程も範囲も何マスというのがないので、実際には射程は無限という意味です。従って、移動力補正、射程補正も不要。おびき出せ陣形で一方的に攻撃することも可能。
火力もあります。相手のバフを解除する数が多いほどダメージも上がります。2種解除すると、相手のバフ無しの時の1.5倍くらいのダメージになりますので、火バフを掛けてあげると軽く1000~1500くらいは行きます。
そして二種解除。解除順は喝破と同じ空⇒火⇒水⇒地⇒風。安祥などもそうですが、「同時に解除」というのが強い。例えば糟糠の妻、淀の方など、ダメージ軽減効果がある空バフを相手にする場合、同じ解除系でも ののう は同時に解除ではないので、発動してヒットしても、命中時に相手のバフを解除するものの、その時点では空バフのダメージ軽減効果は適用されます。ダメージが入るのは次の攻撃からです。しかし「同時に解除」の場合、解除すると同時にダメージを与えます。この2種同時に解除というのは二兵衛の記事でも説明した通り、汎用性が高い。基本的に空バフはダメ減を始め厄介な効果を持つものが多いので、真っ先に剥がしたい。また、火バフは敵の火力を上げているので、これもできれば剥がしたい。また、文武両道は空または火バフが発動の着火になっているので、これを同時に剥がせると、敵の攻撃特技発動率を大きく下げられます。
この2種解除が上手にハマると、こちらのコンボを通しつつ、相手のコンボや守りの流れを分断できるため、有利に進めることができます。なので行動順は重要。尼将軍の発生はなるべく相手のバフの後になるように、比較的行動順は後ろにしつつ、メインアタッカーのなるべく直前に発動させて、バフをはがしたところにメインアタッカーの攻撃が刺さるように行動順を調整してあげると理想的です。もちろん尼将軍を主砲に使っても問題なし。
反対に弱点。
庇われます。姉御肌を代表とする庇い特技には弱い。守護無効と必中の違いが明瞭でない初心者の方に説明すると、守護無効というのは「守護」「信義仁」「姉御肌」「京の御前」などの敵の物理攻撃を庇う特技に庇われない(相手の庇い特技が発動しない)物理攻撃特技のことです。二連苦無とか少納言などが守護無効特技です。守護無効は必中ではないので、避けられる可能性はあります(百発百中や鶴首のように守護無効+必中の特技もあります)。もう一方の必中は「必ず命中する」と書かれた特技で、相手が避けることができず命中する特技のことです。尼子十勇士や大阪城五人衆などです。必中であっても守護は有効なので、庇われる可能性はあります。
尼将軍は後者です。ここではまだ移植は前提にしていないのですが、対策としては櫂の木刀を載せる、庇い役を混乱させる(庇い役が混乱や行動不能の場合、庇い特技が発生しません)、サブアタッカーに守護無効を載せる、などがありますがそれは後の話。
稀阿南をそのまま使う時の特技構成について。
命中補正、移動力補正、射程補正、行動準補正などが不要なので、脳筋的火力アップでOK。素で女丈夫と迅速を覚えるので、女丈夫は残し、迅速に知勇兼備を上書きか、巫女があるならねこの手を載せましょう。
弱点もありますが、やはり上記のようにメリットが非常に大きい。何よりコスパが良いので、初心者にはお勧め。
また尼将軍は伸びしろの大きい特技で、火鉄砲猫に移植すると化ける、という続きがあります。それは中級デッキ作成編の記事でまた。
初心者を抜け出し、中堅を目指すデッキ その2
今日は一番最初に買うべき回復猫について
ここまで初心者と中堅の間のデッキ、ということで紅花、二連苦無、常陸とご紹介してきました。
で、支援や回復は?
伏兵とか混乱とか行動不能とかうざいです。
というか回復ってどのゲームでも必須でしょ?
と思いますね。
しかし、支援、回復ときちんとそろえるのはまだ先です。
持っている猫やNP、好みによっても変わってきますが、私の結論は、移植を前提にしない初期段階では支援、回復はあるもので済ませて、火力を安定させた方が勝てます。
ニャがは原則先手必勝。最近は自動防御・軽減系特技が増えましたが、初期段階は速攻で高火力の特技を叩きこむ脳筋デッキの方が強いです。
しかし、アタッカー2枚、防御1枚、紅花、とりあえずNPCにはそこそこ勝てるようになった、ということで、残り1枚。支援か回復かですが、どちらかなら、回復が無難ですので、今日はサクッと手軽に揃えられる回復猫についてのお話。
水猫はキャンペーンで宝猫が頻繁に配られます。新猫で使える猫も増えました。結構選択肢があるのですが、その中から、初心者向けのそのまま使える猫を3匹ほどご提案。
①稀 いミャがわ氏真
固有の蹴鞠名人は兵力の減った味方を対象に回復。兵力減に反応して発動するので、1.5コスながら発動も良く回復量もなかなかの優れもの。コストも1.5なので編成しやすい。徳値もMAX160、活法3までいくので、5まで強化して、もう1枠に伏兵看破でも付ければチャチャっと良回復猫の出来上がり。
いずれは2コスの極全体回復は買います。しかし発動がイマイチの全体回復よりも、実際こいつの方がなんだかんだで重宝します。全体回復も付加効果付きの強そうな技は色々ありますが、発動が悪いと役立たず。その点こいつは1.5コスのくせに、全体ではないけど、体力の減ったやつをきっちり回復するという、回復の仕事をきっちり果たします。そして、1.5コスの回復は場所にイベントに何かと重宝するので、生半可な2コスの極全体回復よりも圧倒的にニャが頭領のニーズを満たしてくれます。長く使える優れものなので、初心者は買って損なし。(※ちなみに1.5コスの回復猫は人工的に作ろうとすると結構大変です)
戦国の時代に蹴鞠に興じる似非貴族武士というパンクなグラも良し。
②稀 ミャちづき千代
ここからは普通の2コスの回復猫。
固有の歩き巫女の発動が良い。回復量も申し分なし。蹴鞠同様離れていても回復してくれるのがいい。回復特技は頻度と量がまず大事。歩き巫女は小荷駄の強化版という感じで、シンプルながら優れた技。つまりベホイミですよ。グラも素敵。
③稀 おあむ
固有の「たらい船」の回復量アップが良い。陣中見舞いでも、3,4回出ると、800くらいまで回復力がアップします。隠し効果に発動頻度増加が付いているようです。毎回出る、というほどではないですが頻度は良いです。個人的にはグラがちょっと好みでないのですが、使い勝手はいいのでお勧め。
以上が普通に買える猫。NPに余裕があるなら梅に鶯(誉 梅姫ニャン)もおすすめ。上記3匹に比べややお高いが、発動も回復量も非常に良い。上位頭領でもたまに使っている人を見る。
キャンペーンで配られる猫も少しピックアップ。
誉 ニャりた甲斐姫
キャンペーンで配っていましたね。誉なので普通に買えます。
この固有の浪切がなかなか優れもので、回復の発動頻度アップ、回復力アップに加え、庇い効果もついています。庇いは信義仁くらいの頻度なのですが、回復頻度はLv3でもなかなかです。神尾、ずんだ、才子佳人などの優れた回復頻度補正がない時代は、上位頭領も使っていた往年の良技。陣中と伏兵看破でもつけておけばいいかと思います。
②宝 ガラシャム
宝のくせに意外と使える。固有の天恵は極ガラシャムの神の恩寵の下位互換的な技だが、弱体反応のため、結構よく出るという宝のくせに馬鹿にならない良技。保管庫に眠っているならそのまま使うか、天恵はランク3で移植がしやすいため、誉甲斐姫や誉おふくニャんに移植できればそこそこ優秀な回復猫ができる。
他のキャンペーン配布としては、稀 綾ニャンの恩愛もたまに配られますが、こちらは頻度がイマイチ。ランク4なので成功率は低いですが、2コス水に移植できたらいいかもね。
稀ネネの御馳走はそこそこ使えましたね~。
姫おみぃーちのやすらぎはそこそこ優秀ですが、2.5コスの水はちょっと重いので、そのまま使えない。
冬姫の魔王の子は鉄砲のみの全体回復なので微妙。
新規ユーザーに配られる稀ガラシャムはほぼゴミです・・・。
回復猫はある程度NPをためたところで、アタッカーの技構成や行動順を考えてから、完成品、準完成品を買うのが一番コスパが良いです。
回復猫に他に何を付けるかですが、回復は頻度と量がまず優先。ただ頻度アップ特技は結構高いので、活法などの回復量アップを付けて、もともと良発動の猫をゲットするのが基本です。全体回復を買うまでのつなぎなので、ある程度NPが溜まるまでは火力優先をお勧めします。
初心者を抜け出し、中堅を目指すデッキ その1
「NPC連勝できる初心者が次に買うべき猫は何?」
今日はもっと安定して勝てるようになりたい、できれば対人でも勝てるようになりたい、どの猫を買うべき?というお話です。
序盤の戦法は、高火力で射程のある技を、速攻で出してゴリ押す。
それで当ブログで紹介したのが
紅花→二連苦無
のコンボデッキ。まずは合戦でNPCに連勝してNPを稼ごう、というものでした。
回復も防御も支援は後回し。速攻で火力重視の一発勝負のデッキ。それでも対人をしてみると、たまに事故勝ちできることもあります。
しかし、同じクラスの頭領と当たると、向こうも一発の火力があって、こっちが先に当ててれば勝ってたとか、挑発さえされなければ勝ててた、といったケースもあったでしょう。こちらが事故勝ちできる分、相手の事故勝ちもある、安定性に欠けるのが今のデッキ。
そんな状況から一歩進んで、対人でもある程度安定して勝てるデッキを目指すにあたって、どんなデッキを作るべきか?まずどの猫を買うべきか?
紅花ー二連苦無にしても、強技一発勝負のデッキは初めの1~3ターンで勝てないと勝率はガクッと落ちます。なんでかというと、敵が固い、良発動の回復を連れている、挑発や支援が安定して発動するなど、要するにこちらの勝ちパターンをやらせてくれないんですね。ここから先はいよいよ5匹をどう効果的に運用するか、デッキ構成という概念が必要になってきます。
デッキ構成、運用といっても、強い頭領さんたちのように、
全体バフ→弱体特技→攻撃→回復、
と流れるように技を繰り出していく、というのはまだ先の話。
まずは5匹いる猫を、なるべく安く、かつ効果的に使う方法が先なので、今日はそれを提案します。
すでに極や煌を引いている頭領さんは、強猫を中心に組み立てるという選択肢ができていると思うので、万能の回答ではありませんが、そんな中でも僕の提案は、
常陸侍従
これを買ってください。
覚えるのはこいつ、稀ニャたけ義宣
解説。
まず特技について。
味方全体の防御力が上がる。味方の得意属性の種類が多いほど効果大。[自動]
先輩頭領さんのブログの検証によると、5属性を揃えたデッキの場合、物理攻撃のダメージを6割軽減したそうです。別の掲示板では5属性で防御力は2倍になる、という情報もあります。
自動特技なので、こいつがいるだけで、行動順も発動も関係なく、味方の全員が、受ける物理攻撃を半減できます。もちろんこの猫が退却しても効果は継続。
つまり、こいつを今いる地猫と交換するだけで、デッキが劇的に固くなり、結果として勝率が向上します。
この猫が良いのはコストも1.5と低く、デッキの構成がしやすいことや、常陸侍従の他にねこやなぎ3まで覚えるので、残りの1枠は一意専心でも載せておけば、安くで完成することです。相場も2~5万NPくらいとお手頃。
移植はもう少し先の話ですが、ランク3なので、上位陣も移植して使う超優秀特技です。
どうして初心者デッキを抜け出すのにこの猫を真っ先に提案するのか?
一言でいうと
「何もしないでも、入れるだけで、強くなる!超ラク!」
だからです。
火力一発勝負デッキは事故勝ちもある半面、事故死も多いはずです。あとちょっとのところで先に自分の大将が落ちちゃったとか、敵の攻撃が先に当たったとか。
「本当は勝てたのにー!」というのが多い時期です。
初心者は大抵が物理デッキ(初心者段階で術デッキや士気下げデッキが作れる人は課金者なので、 いずれにしても勝てない)。
火力を上げるのもいいのですけど、対人でまずは同レベルの人に勝つのが先です。常陸侍従が素晴らしいのは、流れるようなデッキ構成ができなくても、今あるデッキに入れて、属性を5つに近づけるだけで、事故死が目に見えてガクッと減り、こちらの事故勝ちが増えます。
また、初心者向けの地猫の定番として、
珍 茶屋シロじろう の商魂+ねこやなぎ+一意専心
稀 榊原ニャすまさ の檄文+一意専心+信義仁
などがあります。もちろん悪くはないのですが、挑発が出ないor決まらないor敵アタッカーに出してくれない、ことがあって安定性に欠けます。その点、常陸は発動や成功率関係なく、居れば初めから最後まで固くなるので安定性抜群な上、滅茶苦茶ラク。
珍 茶屋も稀 榊原も一意専心加えたりすると手間もコストもかかるし、完成品買うと実際には2万NPくらいかかります。であれば同じ2万NPで未修練でも常陸を買って修練すれば済んでしまうので、結果的にNPの節約になるし、滅茶苦茶ラク。
一方、防御を2倍にするには火風地水空の5属性揃える、という条件があります。これは一見面倒に見えますが、逆に言えば5属性揃えればいいだけなので、揃えるだけならそんなに難しくありません。また、5属性が理想ですが、4属性でも5割軽減です。
また、デッキ構成という概念が必要になる、と言いましたが、この「5属性を揃える」というのは「デッキ構成」を使いこなすにあたり、すごく重要です。属性の他にも職種、兵科などがありますが、ニャがというゲームは異なる属性、職種、兵科を揃えたり、違えると有利になるという特技が多く存在しています。常陸は一見面倒に見えますが、逆に言えば5属性揃えればいいだけ、なので、費用対効果が良い上に、デッキ構成という重要な縛りを使いこなすにあたり、初心者にはとてもとっつきやすい特技です。
同じような性能を持つ特技で 笹の緒文 があります。こちらは兵科を3種揃えるという縛りなので、デッキ構成の難易度は低いです。ただ5属性揃えた時には常陸の方が防御アップ効果が高く、その先も使い続けられるということで、当ブログは敢えて常陸を推奨していますが、常陸の4属性時の効果と笹の緒文の3兵科揃えた時の効果が同等ですので、デッキによっては笹の緒文でもOKです。
笹の緒文を覚えるのはこいつ。
最後に以下デッキの提案をしておきます。超初期の提案として紅花二連苦無デッキを推しているので、そこに加える形で提案します。
デッキ例
稀ミャミャち三太夫 二連苦無、知勇兼備、早合
稀木村しげニャり 紅花、迅速
稀ニャたけ義宜 常陸、ねこやなぎ、一意専心
(稀千代ニャン 笹の緒文、ねこやなぎ、一意専心。大将にしないなら信義仁もあり)
珍木下まさにゃお 遠当て、早合、砲術
(風シャるとびがいるならそれを。風の2コスアタッカー推奨)
稀おあむ たらい船、陣中見舞、伏兵看破
5属性にするとなると、移植が必要になってくるので、4属性ですが、あくまで素のまま使いつつ、移植は巫女でできる汎用特技に限って考えてみました。
5属性でさらに火力を追求したデッキの提案については、初心者を抜け出し、中堅を目指すデッキ その2,3以降の記事で。
序盤のデッキのセオリー
今日は初心者がまず作るべきデッキについてです。
開始して1,2か月、里は出来た、操作もゲーム内容も分かってきた。合戦も1,2回参加してみた。交換所を見ると強そうなのがいるな~、欲しいなー、と思うけど、まだ大したNPはない、という状態でどんなデッキを作るべきか。どの猫を買うべきか。
この辺は僕が始めた2年くらい前からほとんど変わらぬセオリーがあるので、今日はそれについて。
結論から言うと、
二連苦無
と
紅花の春の朝
この2つをゲットしましょう。
まず、二連苦無を覚えるのはこいつ、
それから、キャンペーンでたまに配られるこいつとかです。
両方手に入るならラッキーです。宝シャルトび佐助は二連苦無を覚え、命中の良い風猫という初心者にはとても親切な猫です。二連苦無はランク4ですから風忍者に移植しようと思うとそれなりに大変ですので。
そして、紅花の春の朝を覚えるのはこいつ
解説です。
二連苦無は火属性の攻撃特技です。発動はまあまあです。特筆すべきは射程が9マスと長いこと。発動すれば大抵の場合開始位置から遠隔狙撃できます。また、火バフをかけてあげるとNPC相手ならダメージは1000を超える火力があります。そして守護系技能無効技なので、守護や信義仁などの敵の庇い特技で阻まれません。つまり、初ターンに敵が動く前に発動させられれば、大将をスナイプして勝利することが可能というNPCキラーな技です。2匹いればちょっと防御力の高い地猫大将でも初ターンで落とせます。
そして、2つ目のキーとなる技である「紅花の春の朝」は、初ターン発動確定技で、初めの数ターンだけですが、火バフがかかっている間、攻撃特技を無理やり出させる、というとても便利な技です。アタッカーが動くよりも前に紅花をかけてあげれば確実にコンボを打つことができます。
ということで、もうお分かりいただけたと思いますが、
紅花→二連苦無
という順番で技を出すようにすれば、一方的に大将をスナイプするデッキができます。
二連苦無でも紅花でもどちらからでもいいのでゲットしましょう。二連苦無の方が効果が実感しやすいかもしれません。運よくキャンペーンで宝シャルトびもゲット出来たら理想的です。稀百地しか手に入らなかったら、もう1人の安いアタッカーは「遠当て」を覚える
ミャつだいら竹千代
ミャつだいら忠輝
稀ニャーゴロ金石斎
稀ミケだせん
とかでも良いと思います。とにかく遠隔攻撃できる猫を探しましょう。
稀ミャミャちに二連苦無を覚えさせたら、智勇兼備もそのまま覚えさせます。残りの1枠は手練れのままでもいいです。できるなら迅速または早合を付けましょう。風シャるとびであれば、早合を覚えるので、もう1枠に女丈夫か知勇兼備かねこの手、または手練れを付けましょう。他の猫の場合も同様です。火力アップと行動速度アップの1つづ付けて、アタッカー完成です。
次に木村ですが、こいつは注意が必要です。
修練したら、まず連撃という汎用特技を覚えますが、連撃は思い切って習得放棄しましょう。のぶニャがの野望には行動速度という値があって、各猫の速値、兵科、属性、陣形位置で行動速度が計算され、どの猫が何番目に動くかというのが決められます。今回のデッキでは紅花をアタッカーよりも先に発動させるのが絶対条件。また、行動順を維持しつつ、できる限り敵よりも早く動きたい。連撃という特技は結構重く、覚えると行動速度が下がり、アタッカーよりも先に紅花を打つことができなくなります。従って放棄して軽くしましょう。どうせ連撃は弱い特技なので、放棄して何ら損はありません。
紅花を覚えさせたら、迅速を付けて(できれば迅速5まで強化してー30に)、残りの1枠は空白のままが正解です。もし、連撃を覚えてしまったら、重さ0や5のもので上書きしましょう。お手軽なのは手練や猫足ですね。
木村もこれで完成です。
後は、両翼陣形にして、両端にアタッカー、支援位置に木村を置けばOK。支援位置に木村を置けば、両翼に火バフがかかる位置に移動して、発動してくれるはずです。紅花の火バフがかかれば二連苦無が発動し、大抵の場合大将をスナイプしてくれます。
ポイントは行動順です。特技を放棄するのは序盤はためらわれる行為ですが、
-木村がアタッカーよりも先に動くこと、
-できるだけ敵よりも先に動く
を満たすためには、連撃は放棄です。
なんで、このデッキが最初の目標かというと、とにかくコスパ良いからです。稀百地は3000~5000NPで買えますし、木村は5000~8000くらいで買えちゃうんですね(2019年8月現在)。合戦で名乗りを上げず、ひたすら出陣を繰り返し、獲得した報酬の五輪玉を兵糧に代える(いわゆる無限出陣)を繰り返せば、1回の合戦で名将2騎でも5~7万NP稼げます。元手8000~13000NPで十分なリターンです。よく言われるのは4コスの風ふうミャ小太郎に二連苦無とか土佐の出来人を移植して名将1騎の無限出陣というのがありますけど、それを作るまで頑張るより、稀百地と稀木村を買って名将2騎でもいいので、連勝できるデッキを作ってしまった方が安くて速いです。その2匹でNPを稼いでから4コスの風ふうミャに移植するなり、買うなりする方がはるかに時短です。
風シャルトび佐助が手に入るなら2枚アタッカーの方が安定しますので、残りの2匹は未修練にして、兵糧の消費を抑えましょう。稀百地だけでも紅花で安定するので、7連勝くらいは固いはず。残りの3匹は未修練で兵糧を抑えて無限出陣を繰り返しましょう。
<NPC相手に連勝するポイント>
-射程が長い特技を使うこと
-高火力の特技を使うこと
-行動順を早くして速攻で倒すこと
地猫、水猫、空猫についても揃えたい、ということについては、別の記事で書きます。
個人的には超序盤は地猫、水猫、空猫にNPや巫女を費やす必要はないので、適当でいいかなと。2コスの地猫を落ちにくい場所に配置しておくくらいかな。10万NPくらい溜めると強い完成品を買えるようになるので、その位まではこの二連苦無ー紅花デッキで単純作業を行ってNP稼ぎです。それに紅花二連苦無の速攻デッキだと、他の猫はいても意味がないので、もう少しNPが溜まって、常陸や笹の緒文が手に入るようになってからもいいかなと。
二兵衛
二兵衛についてです。
今更の二兵衛ですが、やっぱり特筆すべき術攻撃であり、中堅頭領なら使わない手はないので、これから二兵衛を考えている人向けに書いてみます。
まず言わずと知れた特徴について。
・全体攻撃
・2種解除
・高火力
・高発動
改めて考えると煌クラス、それも当たり煌クラスの特技です。半兵衛同伴という条件付きですが、逆に言うと半兵衛さえいれば、これらのメリットを享受できます。煌が大衆化した2019年8月現在も中堅頭領が使わない手はありません。
①全体攻撃
二兵衛以外の全体攻撃技は極・ニャんこうぼう天海の「大僧正」のみ。後は奥義の「干殺し」か「奇策妙計」のみ(キャンペーンで配っていた「芝の猫」もありますが、弱いし、ネタですね)。極・ニャんこうぼう天海は戦記の上位限定報酬なので事実上入手不可。つまり、普通に手に入る全体攻撃は二兵衛一択。
全体攻撃のメリットはいくつかありますが、一番は射程が無限ということでしょう。発動補正さえあれば、範囲補正、移動補正は不要、離れた敵でも移動することなく初ターンから攻撃できます。特におびきだせ陣形はこのメリットを最大化。地形が山岳なら一方的に攻撃できます。また術攻撃なので命中補正も当然不要。
(*もちろん麒麟児や淀の方などを食らうと範囲は制限されます)
②2種解除
全体攻撃と併せて二兵衛の強さを決定づける要素です。敵のバフを2つ解除します。解除順は喝破と同じ空⇒火⇒水⇒地⇒風の順。現時点での二種以上の解除特技は
わび茶
禅僧
小谷の方(火・風バフ限定)
大喝(単体で強化を解除)
剣聖(単体で2種解除)
泥大根(単体で強化を解除)
ののう(複数の強化を全て解除)
日光一文字(自分の強化バフの属性を解除)
安祥三郎(命中時2種解除)
姫鶴一文字(士気上げ、御守も含め強化全解除)
飛び加藤
戦国の尼将軍
老将
などありますが、使いやすいのは、
安祥三郎
日光
尼将軍
辺りです。結構ありますけど、
わび茶は空武将でも発動が今一つだし、禅僧は悪くないけど挑発が弾かれる時があるし素材も僅少、小谷は火風限定だし、ののうは全部解除が強いけど射程が微妙で同時解除ではない、姫鶴は戦記の限定報酬なので事実上入手不可、老将は上位も使う性能の一方で在庫僅少、泥大根などの単体系は単体だけ解除、というのがそもそも効果としてイマイチなどなど。
実際にはあまり選択肢は無い中、二兵衛は全体術攻撃なので、命中補正や移動力補正が要らないという、解除特技の性能もトップクラスです。
ここで解除特技の有用性について触れておきます。
敵のバフ強化を無効化する方法は、
・デバフで上書きする
・解除する
・バフの効果切れを待つ
になります。
3つ目は置いといて、デバフは雁金、津軽、徳政令など防ぐ方法がいくつもあるので、対策としては安定性に欠けます。一方で解除を直接防ぐ方法は今のところありません。
強い頭領のデッキには解除特技を持っている猫がいるのはこれが理由です。特に空バフは厄介な効果を持つものが多いですから真っ先に剥がしたい。火バフを剥がされると攻撃力がガクッと落ちるし、空と火バフは文武両道の着火になっているので、術デッキ物理デッキにとっても2種解除はとってもうざい。さらに術デッキの天敵となった花吹雪は空水バフですが、火バフがかからなければ二兵衛には無力。金吾ももちろん無意味です。行動順次第で、解除がうまくはまれば、相手のコンボの流れ、守りの流れを止めて、有利に進めることができます。1種でなく2種解除のメリットはとても大きい。
③高火力
さらに火力もあります。私は傅役3枚に狸親父のバフをかけていますが、術対策をしていない頭領なら2000近いダメージ、傅役2枚でも1200~1400くらい行きますのでメインアタッカーとして十分な火力があります。全体二種解除という支援性能だけでなく、攻撃性能もトップクラス。
④高発動(条件付き)
私は智見で補正していますが、半兵衛同伴ならほぼ毎ターン発動します。逆を言うとほとんどの術攻撃は発動が悪く、補正のいらない術攻撃は戦国一の美貌、西舘、マムシの短刀、奥州の覇者、くらいです。そう考えると智見の4職種で毎ターン発動は高発動の部類です。
以上優れた部分を挙げてみましたが、改めて強いですね。恐るべし。
では次に弱点を挙げてみます。
・半兵衛同伴
・伝授不可
・百万石、悲壮
・花吹雪
①半兵衛同伴
一番面倒なのがこれ。上記の優れた部分も半兵衛がいないと、
低火力、1種解除、発動不安定、
猫に小判に毛が生えたくらいの性能に落ちます。そして半兵衛は今のところ空猫と地猫しかおらず、全部2コス以上、のためデッキの選択肢が大きく狭まってしまいます。たまにボンベイのみで使っている頭領さんもいますが、あまり脅威に感じない。
まあこれだけ強いので、このくらいの縛りは必要かなとは思います。同伴無しでもOKになると流石に煌超えです。でも水猫の半兵衛くらいなら居てもいい気がするなー。
(2019年9月 水たけニャか半兵衛登場!しかも1.5コス。)
追記、祝 たけニャか半兵衛が登場したことにより、極ボンベイと組んでも残り6.5コス。2.5コスを大将にしても、1コス風騎馬支援で、3コスアタッカーが組める!(3コスアタッカーについてはいずれ別記事に)
②伝授不可
これも仕方がないですね。名前も二兵衛ですから。
③百万石、悲壮
これも弱点というか、注意点です。陣形にもよりますが、全体攻撃ということもあるせいか、他の術に比べてボンベイ自体はあまり動かない傾向にあります。特におびき出せ陣形だと、挑発される、または味方が落ちないとほとんど動きません。百万石や悲壮のような自動軽減特技に対しては、ダメージがなかなか通らない上に距離が縮まらず、敵もおびき出せ陣形、横槍陣形の場合、距離を取ったままダメージが通らず、大将だけ落とされる、ということも起こります。今川仮名目録を付ける、サブアタッカーに近接系の攻撃特技を付ける、など工夫しましょう。術攻撃なら雷神、雷犬あたりを1.5コスに移植できると強い。近接範囲の攻撃は近寄って行ってくれるので、百万石の軽減を受けなくなります。その代わり敵の攻撃は受けやすくなりますが。
④花吹雪 、刀術者の鳳
現時点の直接の天敵。花吹雪の術吸収は水バフなので、火バフを追加されると二兵衛1回では水バフを解除できず、ダメージが通りません。猫に小判、禅僧、安祥、尼将軍などの他の解除を併用するか、デバフが通るなら権謀術数、江北、播磨姫君、戦国一の美貌とかで空や火をデバフするのが有効。古い特技ながらもマムシの睨みなども空猫に移植できるなら発動は良いですし火デバフが意外と物理キラーです。安祥、尼将軍を二兵衛の前に行動するように順番調整しておくのも有効。または普通に喝破や、伏兵対策も兼ねて猫に経でも十分です。
百万石+花吹雪+同心を併用されると二兵衛一本鎗では厳しいですが、それはまた別の話。
それでも二兵衛はかなり安く手に入るし、一度作れば使い回しが利くので、中級頭領必携猫と言えるでしょう。上手に使えば上位頭領に金星挙げられることもありますからどんどん使いましょう。
ではでは
書いていきたい記事一覧
術デッキか物理デッキか
二兵衛
煌導入考察
序盤の進め方
中盤の進め方